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萩原ヤコブチッチ アネット

 

 

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のアカデミー・プログラム(2年間)に在籍中、ウィーン・フィルハーモニー・アカデミーのフリッツ・ライターマイヤー・コンクールで最優秀賞を受賞。モーツァルテウム大学在学中には、コンチェルト・コンクールで最優秀賞を受賞し、ザルツブルク音楽祭でモーツァルテウム大学管弦楽団のソリストとしてベートーヴェンの三重協奏曲を演奏した。クレメンス・ハーゲンのクラスを首席で修了し、名高い国際モーツァルテウム財団のリサイタルにも招待された。室内楽奏者として、ボストンでローレンス・レッサーのクラスを履修中、プラウマン国際コンクールとフィショフ国際コンクールで上位入賞を果たした。最近では、ドレスナー・フィルハーモニー管弦楽団とバーゼル・フィルハーモニー管弦楽団に招聘され、首席チェリストを務めた。

ラヴェル音楽祭、カタルーニャのパウ・カザルス音楽祭、ラヴォー・クラシック、グシュタード・メニューイン音楽祭など有名な音楽祭の多数で演奏している。著名な室内楽パートナーとしては、ピエール・アモイヤル、エットーレ・カウサ、パヴェル・ヴェルニコフ、ジェラール・プーレ、ペテル・ナギーなどが挙げられる。また、ゴーティエ・カプソン、スティーヴン・イッサーリス、イヴァン・モニゲッティ、フィリップ・ミュラー、リッカルド・ムーティ、マキシム・ヴェンゲーロフといった有名アーティストからも指導を受けている。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との共演では、オーストリア、アメリカ、日本で同楽団のソロ・メンバーと室内楽を演奏。ツアーでは、ウィーン楽友協会、ベルリン・フィル、サントリー・ホール、カーネギー・ホール、プラハ・ルドルフィヌム、コンセルトヘボウ、シャンゼリゼ劇場などにて、クリスティアン・ティーレマン、リッカルド・ムーティ、ズービン・メータ、ヤクブ・フルシャ、トゥガン・ソキエフ、アダーム・フィッシャー、クリル・ペトレンコ、アンドリス・ネルソンスなどの指揮者と協演。

現在、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学でニコラ・アルトシュテットに師事し、ジャコモ・ガヴェッリがペルージャで製作した1740年製のチェロで演奏活動を行っている。

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